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サンゴバン・パフォーマンス・プラスティクス社(米国) スプリング荷重式テフロンシール「オムニシール®」 |
オムニシール®はシール業界で50年以上もの間、広く認知されているシールの1つです。
オムニシール®の製造元であったフューロン社は、1999年に一大産業グループである仏サンゴバングループの傘下となり、現在に至っています。 |
オムニシールとは
テフロン®を主体とするサンゴバン社のオムニシール®は、いまや宇宙開発機器はもとより、産業界のあらゆる分野で貢献しています。
1938年にデュポン社で開発されたテフロン(四フッ化エチレン)は、多くの点で非常に優れた特性があります。
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あらゆる固体の中で最も低い摩擦係数を持つ。 |
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耐化学薬品性に優れる。
但し、アルカリ金属溶液、高温のフッ素ガス、三フッ化塩素には反応する。 |
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温度範囲が広い。 −267℃〜+260℃ |
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十分な剛性がある。 |
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延伸性に優れる。 |
であり、一方では、
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コールドフロー(応力により、連続的塑性変形を起こす現象)がある。 |
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復元性に乏しい。 |
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熱膨張係数が鋼鉄の約10倍。 |
の性質があり、これらはシールとして用いた場合には欠点でした。
そこで開発されたのがスプリング荷重式のシールで、テフロンの特性を十分に生かすように設計されました。
精密機械加工されたテフロンカバーの内側に、耐食性に優れた金属スプリングをはめ込むことによって、スプリングの荷重でテフロンカバーに十分な弾性を与え、コールドフロー、摩耗、温度変化による収縮・膨張でのカバー壁面の変形などを防ぐことができます。
サンゴバン社では、長年にわたりその方式の研究開発を積み重ね、さらには、合成テフロンなどの新材料も開発し、いまや全世界にオムニシールを提供しています。日本においては当社がその架け橋となって、ユーザーの使用条件に最適なシールをお届けいたします。
オムニシールは、摩擦の小さな箇所、環境条件に制約がある箇所に適しているため、種々のガス・液体ハンドリング機器に使用されています。代表的な用途は下記の通りです。


主な用途
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ガスタービンエンジン |
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宇宙船(スペースシャトル) |
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航空機の油圧/空圧エンジン |
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石油化学プラント |
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航空機のホットガスシステム |
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ロータリージョイント、スイベル |
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航空機の燃料制御ライン |
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極低温機器 |
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液クロマトグラフィーポンプ |
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射出成型機 |
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医療、実験用機器 |
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食器製造機器 |
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真空装置 |
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赤外線システム |
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バルブ、ポンプ、コンプレッサ |
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ディーゼルエンジン |
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耐熱シリンダ(250℃) |
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オムニシールの原理・特長・種類
| ●原理 |
| オムニシールをグランドに装着すると、スプリングの弾性によりカバーのリップ部がグランド面に押しつけられ、しっかりとシールされます。さらに、流体の圧力によりシール性が高まることになります。(下図参照) |
| ●特長 |
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固定用シールとしても、運動用シールとしても使用できます。 |
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ほとんどの化学薬品、有機溶剤などに使用できます。 |
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−267℃の極低温から+340℃の高温まで使用できます。 |
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高真空から高圧まで使用できます。 |
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流体にあわせて、カバー材質、スプリング材質が幅広く用意されています。 |
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JIS B2406の溝規格に準じて製作されています。 |
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上記以外の溝規格(MIL−G−5514Fなど)、および特殊な溝寸法にも対応できます。 |
| ●種類 |
| ラジアルシール: |
流体の圧力が軸に対して平行にかかる場合のシールで、シールカバーの開口部は軸と平行です。 |


| フェイスシール: |
流体の圧力が軸に対して直角にかかる場合のシールで、シールカバーの開口部は軸と直角です。
内圧用・外圧用の2種類があります。 |
