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温度計測用特殊ねじ『テンプラグ』



一般的に使用される温度計測機器を組み込むことが困難な環境下に取り付けるイモねじ形状の小部品です。

製品の特長

従来の方法では温度測定が困難だった箇所に

込み入った箇所や小部品など、従来の温度測定方法の使用が困難だった箇所にご使用いただけます。

幅広い温度範囲に対応

測定可能温度範囲は100℃~850℃です。

活用・導入事例

その1

レシプロエンジン

ピストン、ピストンリング、排気・吸気バルブ、バルブガイド、バルブシート、シリンダーヘッド、燃料インジェクターノズル、タイミングギア

その2

タービンエンジン

タービンホイール、タービンブレード

その3

ベアリングレース

製品の詳細

使用方法

STEP 01

テンプラグ取付・運転

エンジンピストンやタービンブレードの可動部や込み入った箇所にタップを切り、テンプラグをねじ込んだ状態で運転します。

STEP 02

テンプラグ返送・分析依頼

温度暴露後のテンプラグを取外し、シールテック宛にご返送下さい。当社よりメーカーへ返送し、分析依頼いたします。

STEP 03

メーカーにて分析

温度暴露後のテンプラグの硬度を測定します。焼鈍された度合いを蓄積したデータと照会し、最高到達温度を求めます。

使用方法でお困りですか?

購入から分析までの流れやご使用にあたっての注意点を紹介しております。

温度暴露のコンディション例

理想的

温度を導き出すデータベースは上図のようなコンディションをもとに作成されています。

許容可能

全運転時間中、25%以上の最高温度暴露時間が必要です。

分析困難

本熱サイクル運転は可能な限り避けて下さい。止むを得ない場合は、同じ最高温度が繰り返されたとみなし、その合計時間として分析します。

分析不可①

最高温度が連続しないピークを持つような運転は分析要件を満たさず、計測ができないのでご注意下さい。

分析不可②

上図のような場合も、最高温度のピークが連続していないため、正確な分析が困難となります。

テンプラグの種類

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  No.2 ※2,3 No.3 ※2,3
測定温度範囲 ※1 100℃~650℃ 550℃~850℃
寸法・形状 スタンダード型:M3×0.5 フラットエンド
ブレークオフ型:M1.6×0.35 フラットエンド
スタンダード型:M3×0.5 フラットエンド
ブレークオフ型:M1.6×0.35 フラットエンド

※1 測定可能な最低温度は、最高温度暴露時間により異なるため、ご相談下さい。
※2 No.2では最低1時間以上、No.3では最低2時間以上の最高温度暴露が分析に必要です。
※3 正確な分析のために、特にNo.2での200℃以下の温度域の測定やNo.3での測定の場合は4時間以上の最高温度暴露を推奨しております。

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